L8020協議会は、むし歯菌・歯周病菌の発育を阻止し、口腔環境を改善する効果のあるL8020乳酸菌を通じて8020運動に貢献したいと考えています。

L8020乳酸菌がお口のトラブルを解消

乳酸菌は腸だけではない!L8020乳酸菌がお口のトラブルを解消!「L8020乳酸菌」の発見者、広島大学歯学部 二川浩樹教授が解説いたします

乳酸菌は腸だけではない!
L8020乳酸菌がお口のトラブルを解消

ふとした瞬間に気になる、お口のネバつきやニオイ。
50歳以上の日本人の2人に1人が、口腔内の環境悪化の原因のひとつとされる、歯周病菌の代表であるジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis)を保菌していることが明らかになりました。
ジンジバリス菌は、口腔内トラブルの原因になるだけではなく、アルツハイマー型認知症や糖尿病などの一因と考えられています。こうしたリスクを低下させるためにも、口腔内環境の改善が大切です。
口腔内環境改善に効果が期待される「L8020乳酸菌」の発見者、広島大学歯学部 二川浩樹教授が解説いたします。

むし菌・歯周病菌を滅殺するL8020乳酸菌

広島大学歯学部 二川浩樹教授

広島大学歯学部
二川浩樹教授

まず、L8020乳酸菌は、むし歯になったことのない日本人の口内から発見したヒト由来の乳酸菌です。むし歯菌・歯周病菌を殺滅する効果があります。それに加えて歯周病菌の内毒素「リポポリサッカライド(L P S)」を不活性化する作用もあるんです。

いつまでも健やかに生活するためには、口腔内環境の悪化を招かないようにすることが大切で、やはり歯磨きが一番効果的です。
また、口腔内のケアとして洗口液を使用される方がいらっしゃいますが、殺菌剤を使用した洗口液は、バイオフィルムで守られた悪玉菌よりも、むしろ善玉菌を殺してしまう恐れがあります。すると口腔内で悪玉菌が優位となり、口内フローラのバランスが悪化します。それにより口臭やネバつきを感じやすくなるのです。

そのため、L8020乳酸菌のようなプロバイオティクス(十分量を摂取したときに宿主に有益な効果を与える生きた微生物)を摂取することで、歯周病菌やむし歯菌などの悪玉菌を減らして、善玉菌を優位にし、口内フローラを整えることが非常に重要なんです。歯科医院の定期的な受診とともに、日々の生活ではL8020乳酸菌を摂取することで、より良い口腔内環境で生活を送っていただければと思います。

L8020乳酸菌でジンジバリス菌が減少

L8020協議会では、L8020乳酸菌が含まれる製品を使用する前と後で、その効果を調査いたしました。

L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究

L8020乳酸菌を含んだ製品を2週間使用し続けた結果、使用前と比べてジンジバリス菌が約44%も減少したのです。

口内フローラ改善にL8020乳酸菌

広島大学歯学部 二川浩樹教授

口内の菌。特に今回の調査で菌数検査を行ったジンジバリス菌のような歯周病菌は全身疾患の助長因子となることが知られています。歯周病菌やその毒素によって2型の糖尿病、動脈硬化症、関節リウマチ、非アルコール性肝炎などが悪化することが知られていますし、最近ではアルツハイマー型認知症が進行することもエビデンスとして出されているんです。

口内の悪玉菌がむし歯や歯周病だけでなく、多くの全身疾患と関わっており、日頃から口腔内の悪玉菌を減らし善玉菌が優位な状態を作っていくのが健康な生活には欠かせないことなのです。
口内フローラの改善に、L8020乳酸菌は有効と考えられるため、L8020乳酸菌を使って、日々のオーラルケアを行うことをお勧めします。